IoT罠-開発勧誘

知人経由でIoTを駆使した狩猟用の罠を作らないか誘われた

狩猟の上流からの改革の手始めにIoTトラップを作らないか勧誘された。
まとめると

  • ハードウェア分の資金は出してくれる
  • 技術開発を一人で担当
  • 無給

要するに作る技術がないから無料で作ってくれという話。

経済活動に乗せるということ

まず第一に、現在生活費と学費を払っていくのに精一杯。
これ以上無償で何かをする時間はない。

そもそも僕は無償で何かをするべきではないと考えている。
関心の方向柄、ボランティアやNPO団体をいくつか見てきた。

彼らは立派だし、敬意を称するべき行動だけれど、僕はどうしても継続性を考えてしまう。

以前オーストラリアの獣医療を学びに行った時に、野生動物を治療するチームに出会った。
彼らを見てかっこいいと思ったし、活き活きとしていると感じた。将来の自分の姿を重ねもした。
しかし、薬や機材などの資金源はリーダー(元医者)の私費だった。

僕はそれを聞いた時、「立派」とは思わず「彼が死んだ後どうするんだろう」と思った。

ボランティアもNPOも活動している人は立派だ。
だけど、課題感を持っている善良な人々が時間やお金を投じている、身を削っているのは正直歪な構造ではないか。

だから僕は動物に関連するたくさんの課題をボランティア活動ではなく、ITを活かしたビジネスで解決したい。
動物のためになることをしてお金が得られるのなら、行動する人に善意がなくてもいいと考えている。

結局、人間、自分の思考の範囲でしか他人の気持ちを考えられない。
僕は言葉で訴えて他人の心を変えるよりも、一見お金の生まれなさそうな「動物のため」と言う切り口でビジネスを作り出す方が現実的だと捉えている。

無給で働く条件

無償で働くことはないと書いたが、無給で働くことは選択肢にある。
それは例えば金銭以外に得られるものがある場合。

優れた技術者の元でノウハウを学ぶことができるなら無給でもいいと考えている。

話は戻って、今回の勧誘。

  • 技術的な蓄積0
  • 勧誘者はコンサル出身(起業経験なし)
  • 狩猟に対する捉え方にギャップ(命を奪うことの捉え方)
  • 事業計画の甘さ(狩猟体験程度の僕から見ていくつか穴がある)

以上を踏まえて無給での協力はお断りする。
もともとIoT罠に興味はあったが、うまくハマる関係性を築けそうにはない。
と言うかなんだかんだ理由をあげたが、結局「命を奪うことの捉え方」にズレがあったらどうしようもない。

殺すということ

僕は害獣駆除には賛成だ。
特にシカは森を食い尽くし、他の小動物の生息地を狭めている。
これは由々しき事態だ。

今すぐオオカミ再導入をしろとは言わないが、対策は必要だと思う。

だけど、その駆除自体を楽しむべきではない。
先に

動物のためになることをしてお金が得られるのなら、行動する人に善意がなくてもいいと考えている。

と書いた。

それと矛盾するかもしれないが、殺すことに関してはやはり別だ。

善意が伴わなくても良いのは例えば、猫カフェ。
訪れる人は単純に猫が可愛くてやってくるだけだ。
でもその猫カフェが捨て猫の受け入れ先や新しい飼い主を探す場になっていれば結果オーライ、ということだ。
(猫カフェに関しては悪徳経営の問題があるが、ここでは善良な猫カフェと仮定)
では、シカを駆除することで他の動物の生態を保護することになるからといって、狩猟をホビーにして国民に広めることは是であるか。
否である。

もっともこれは個人的な価値観になるので他人に押し付ける気は毛頭ない。

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